2019年6月で、TABERU COOKERYSPACEは8周年を迎える事ができました。
子供の頃から料理に関心があった私は、いつの頃からか「料理の教室を持ちたい」と言う夢が
芽生え始めていました。
随分と時間はかかりましたが、色々な道を辿りながら自分の店を持つ事ができ、
これからへの不安とワクワク、何とも言えない緊張感でスタートした事を今でも鮮明に覚えています。
どうすれば自分のやりたい事に近づけるのかを考えながら、会社という組織に属して突っ走った
20代、30代前半。沢山の学びと経験をさせてもらいました。
一方で、自分の本当にやりたい事はそこには無いと感じ、自分がやりたい形へと一歩一歩進んできた様に思います。
食べる事と作る事、食材が変化する面白さから、教室を始めた当初から料理もパンもお菓子もと、
自分なりのバランスでレッスンをして来ました。
どの分野も未だに「知り尽くした」という感覚はなく、知れば知る程に奥の深い世界だからこそ、
どんどんと引き込まれて行くのだと思います。
色々な国のお料理を知る喜びもまた、同じ感覚です。
丸8年を迎えて、思う事。
私はやっぱりレッスンが大好きだという事。
TABERUに来て下さる皆さんの温かさと優しさ、ユーモアが大好きだという事。
TABERUの空気を作って下さる生徒さまへの感謝の気持ち。
9年目は、腰痛による休講という波乱のスタートになりましたが、改めて皆様の優しさと温かさに触れた
1ヶ月となりました。
ついつい張り切ってしまう性格を少しセーブしつつ、程よい緩やかさを持って9年目も精進していきたいと思います。
色んな意味で慌ただしく始まった9年目。
TABERUを通して出会えた方々、そしてこれから出会える方々との時間を大切に、
これからも歩んで行きたいと思います。
「作る楽しみが、誰かの食べる楽しみに繋がります様に」
TABERU COOKERYSPACE 徳田涼子