2016年10月の記事
東京散歩、少しずつ更新して行きますね。
今年の初め、まだまだ息の白い時期に訪れた場所。
白金台にある「YAECA HOME STORE」。
一軒家を改装された空間は、衣・食・住がバランス良く存在し、
ゆとりのある空間にアンティークの家具、古いものと新しいものの共存、
中庭にあるグリーン、全てが凛とした佇まいで、何度訪れても
心地の良い時間が流れます。
丁寧に作られた洋服は、シンプルな中にも細かな所にこだわりが
感じられて、日常でついつい手に取って着てしまうのですが、
この日も長く大切にしたい物との出会いがありました。
お店でお茶を出して頂いた時の、繊細で柔らかいフォルムに
一目惚れしたガラスのポット。
長く愛用出来そうなウールのコート。
そして、お菓子(笑)。
帰りの飛行機までの時間が迫っていたのですが、
もっともっと居たい場所でした。
神宮前のeatripでは、新しい窯元さんとの出会いもあり、
友人と楽しい夜を過ごした翌日は、ぶらりと街散歩。
何にも考えずに一人で街歩きするのが大好きなので、
気が付くとあっという間に時間が過ぎて、
もっと時間が欲しいなーと名残惜しくなります。
途中に立ち寄るお茶の時間も、ほっと一息。
この日は、友人の知り合いのお店「櫻井焙茶研究所」へ。
西麻布から南青山に移転されたのですが、空間やサービス、
お茶や和菓子も、全てが日常の慌ただしさを忘れさせる様な
佇まいで、ホッと身体に染み渡ります。
飲み物の中で、一番好きな「日本茶」。
先日は大阪でも素敵な日本茶のお店を見つけたばかりで、
日本茶を美味しく頂ける場所が増えるのは、嬉しい事です。
櫻井焙茶研究所では、選んだお茶を三煎出して頂けるので、
一煎目、二煎目、三煎目と変わってゆく香りと味わいを
楽しめました。
生徒さんから、「東京散歩、楽しみにしています!」と言って
頂けるので、少しずつですが、遡りながらBlogでもご紹介したい
と思います。
どうぞ宜しくお願いします。
【料理】
・豚肉と冬野菜の豆豉蒸し
・じゃがいもの香味サラダ
・小松菜とザーサイの和え物
・海老と百合根のれんげ蒸し
・柿のマリネとジュレ
・ごはん
秋から冬へと移り行く11月。温かなお料理が恋しくなる季節
には、湯気が立ち上る蒸し料理を。
豚肉や海老、冬の訪れを感じさせる白いお野菜、葉もの野菜を
使った料理には、ほんのりとスパイス等の香りを利かせて
仕上げます。この時期にピッタリな、優しい中華です。
【パン】
11月のパンは、ドライイーストを使用したレッスンです。
※11月のレッスンは沢山の材料を使う為、4,500円となります。
・シュトレン
ドイツの発酵菓子「シュトレン」。洋酒に漬け込んだフルーツと
ナッツを贅沢に加えて、焼き上げます。過去に好評だったレシピ
を、さらに好みに進化させた甘過ぎないシュトレンです。
少し早めのクリスマスブレッド、今年最後のパンレッスンです。
昔は、よく訪れていた東京。
教室を始めてから少しの間、行かなくなっていましたが、
最近、また少しずつ行く機会が増えて来ました。
東京散歩をBlogで紹介すると言いながら、
結構な時間が経過してしまい・・・申し訳ありません・・・。
最近の事から遡って、お伝えして行きます。
先日は友人と神宮前にあるフードスタイリスト野村友里さん
のお店eatripに食事をしに行きました。
この日は1日限定でパリにあるDERSOUのシェフがお料理を
担当されるという事で、お店の中は沢山の人で賑わい、
熱気に包まれていました。
まずは前菜を。
秋らしい食材を使ったお料理を頂きながら、
久しぶりに会う友人と近況報告。
彼女は田園調布で焼き菓子のお店をしているのですが、
お店を始めたのが同時期で、東京と岡山と場所は違っても
オープン前から色々な事を共有して来ました。
東京という大きな街で、しっかりとしたビジョンを持って
仕事をしている姿はとても逞しく、色々な話をしながら
沢山の刺激を受ける事が出来ました。
夢中で話をしていると、「相席大丈夫ですか?」と尋ねられ、
「どうぞ、どうぞ。」と席を詰めると、
席に来られたのが、いつも本で拝見している有名な料理家さん達。
同じテーブルを囲めた事にもドキドキでしたが、
とても充実した時間となりました。
色んな意味で、刺激を受けた夜でした。