先日、文化の日に行われた「油を学ぶ会」。
ablabo.代表の大林由佳さんをお招きして、油についての
お話を色々とお伺いしました。
毎日使う油ですが、初めて聞く油のお話や、大林さんの楽しい語り口に、
時に真剣な眼差しで、時に爆笑ありの楽しい会となりました。
今回は、どのようにして油が作られるのか、搾油の体験もして頂きました。
この機械は「家庭用搾油機」。筒の中に満タンに炒りごまを入れて、
レバーを絞ります。 すると・・・。
「あ!油が出て来た〜!」と皆さんも興味津々です。
筒の中いっぱいにごまを入れて、取れる油はこの程度。
ティースプーン1杯程度。瓶一杯に絞ろうと思ったら、どれだけの
ごまが必要なんだろう・・・。
でも、昔ながらの方法はこの「圧搾法」と呼ばれる方法です。
もう一つの「抽出法」との違いも説明を聞き、生徒さんから「ヘぇ〜」
の声がこぼれます。
植物の持つエネルギーがたっぷりと詰まった「種」。
その種から生まれる油は、元になる植物の違いで風味も、香りも、色も様々。
普段はお料理の潤滑油としての役割のイメージがある「油」も、
調味料の様に、料理や体調や気分に合わせて使い分けて欲しい・・。
と大林さんは話されます。
TABERUでは、ablabo.さんのおいしい油を使って、お料理を作り、
皆さんにもご試食頂きました。
ご試食プレートには4種類の油を使って、それぞれの油の特徴を
活かしました。
どの油を、どんなお料理に使おうか・・・?
と悩みながら試作をしましたが、食べ比べると、それぞれの
油の違いが分かり、私にとっても良い機会になりました。
普段は学ぶ機会の少ない「油」。
学んだ後に、これから店頭で見かける油を見る目も変化する
かも知れません。
色々な知識を得ることで選択肢が増える事も良い事ですね。
無理せず程よい感覚で選択して行けたらいいなぁ。というのが私の考えです。
これからも、自身の食べるもの、美味しいものを知る機会を
増やし、発信していけたら・・・と思っています。
どうぞ宜しくお願いします。
ablabo.の大林さん、ご参加下さった皆様、どうもありがとうございました。
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