先日、島根県の出雲市にある出西窯(しゅっさいがま)に行ってきました。
緑が茂り、小川の流れるのどかで素朴な場所に、工房はあります。
工房の前にはずらりと作品が並び、中では凛とした空気の中で
職人さんが黙々と作業中でした。
作られた作品は、登り釜という窯で焼かれます。
出西窯では、日常使いに適した、素朴で健康的な美しい器、
暮らしの道具として使える器が作られていて、どれも
味わいがあり心惹かれるものでした。
器とお料理は、お互いに魅力を引き立て合うもの。
つるりとしていて扱いやすい磁器も良いけれど、
日常の生活の中で少しずつ味わいが出る、土っぽい陶器の
魅力も良いものだなぁと感じます。
工房の隣には、「くらしの陶・無自性館」。
作品を展示・販売しています。
お店の奥には、出西窯の作品を使ったカフェスペースがあり、
お茶を頂きました。
木の温もりのある素敵な空間で、充実した時間でした。
また訪れたい場所です。
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